AKIRA、日本の片田舎に末っ子の男子として昭和時代に生まれた。
共働きの親と兄そして祖母の5人家族、親と接する時間は夕食のときだけ、 食事中も会話もなくただ黙々と食する。
そんな、AKIRAは家族と会話するより、もくもくと大きくなる入道雲を見ながら その形の変化にいろんな事を想像したり、工事現場の重機の動きをじっと観察する事 が大好きであった。
また、軽油で動くディーゼルエンジンの排気ガスの匂いも 好きであった。 鳥たちが空を自由に飛んでることにも興味津々で手を鳥のように 羽ばたかせて飛んでる夢をよく見ていた。
夢の中で感じた爽快感はまさに鳥たちと同じ気持ちであった。 続く
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