久しぶりの修理の話です。
妻から乾燥機が回ってるけど温かくないと報告がありました。
もう15年以上使ってるのでついに寿命がやって来たなと言う感じでそんなに驚きはしなかったのですが、洗濯物が乾かせないのはちょっと不便で、、、、、冬だと暖房で室内が乾燥してるので室内に吊り下げるだけで乾きますが今は真夏なのでちょっとむつかしいな。
新品を買う気は全くなくて、実は故障したこの乾燥機も中古で購入と言うより粗ただ同然で譲って貰った物でした。
電源が240ボルトでその当時住んでたアパートには120ボルトの差し込みしかランドリールームになくて、自分で240ボルトのコンセントを設置したのを覚えてます。
おまけにやっとで240ボルトのコンセントを設置し試運転をしたらなんと、排気口から空気が出てきません、なんと綿埃で排気管の中にぎっしり詰まっていてこのドライヤー使えない状況でガレージセールに出してたんだと、ちょっとびっくりしました。
と言う訳で譲ってもらった方に連絡して値引きしてもらってタダ同然!!!
さて、故障個所を調べるのにコントロールパネルを外しヒーターに電気が流れてるか確認から始まります。コントロールダイヤルの配線にテスターを当てて調べるが、240ボルト来てる様子がない、もしやしてコントローラーが故障してるかな?と疑いをかける。
面倒くさいが裏のパネルを外し直接ヒーター部分の配線にテスターを当てると240ボルト来てるのでヒーターが壊れてる事がわかった。
しかし、15年以上使ってだけあってパネルの内側には綿埃が5mmぐらいの厚さでぎっし一面を覆ってる。何かのひょうしでココに火が点くつと簡単に火事になってしまうので、掃除機でホコリを吸い取り次の作業に取り掛かる。
ヒーター部分を外し具体的に何処が切れてるかを確認、さて問題は断線した線をどのように繋ぐかです。電気が通れば真っ赤になり高温になるのでその高温に耐えられるものでなければならない。
この修理はあくまでも一時的なもので新しい部品を調達するまでの間だけだが、熱線が真っ赤になるまで温度が上がるので熱に強いものでなければなりません。どうやって繋ごうかと悩んで居たら、近くでPCゲームしてた長男がベイプ(電気タバコ)の熱線使ったらとアイディアをくれ、それだけではなく彼が予備で持ってる ベイプ用の熱線を提供くれた。良い息子だ!
と言う訳でベイプ用熱線で切断された線を繋ぐことにした。
切れた電熱線の一部を重ね合わせてそこに新しい熱線を巻き付けて出来上がりテスターを当ててチェックすると電気が流れるのを確認できた。
外したパーツを全て元通りにして電源を入れドライヤーを動かすと、排気口からの熱風が出てくるのを確認して応急修理完了。
ネットでヒーター部分の検索するとすぐに出てきた、それをアマゾンで検索、送料込でも17ドル程でこの乾燥機を買った時の払った金額より高いような気がするけど、新しい電熱パーツに取り替えたらあと10年また使えるかな??
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